ユーレイル セレクトパス(4ヵ国) とは
 ヨーロッパを隣接する4ヵ国を旅する方にお勧めの鉄道周遊券の一つです。
 有効期間2ヶ月の中で、購入した日数分を飛び飛びで使用できます。

 適用国26か国から4ヵ国を選択できる便利な鉄道パスです。また、鉄道だけでなく船やバスや博物館などにも使用できる特典もあります。ユーレイルパスをうまく利用することで旅行代金もかなり安くできます。

 ただ、現在はユーレイルパスを持っていればどの列車も乗り放題!という状況ではなくなりました。

 下記に記載してあるユーレイルパスの
 を必ず確認してください。
料金はポイント制
Point Point
ドイツ 20 スペイン 5
イタリア 20 ベネルクス3国 5
フランス 20 チェコ 5
スイス 20 スウェーデン 5
オーストリア 20 デンマーク 5
フィンランド 5 ノルウェー 5
ポルトガル 1 ハンガリー 5
スロバキア 1 ブルガリア 1
アイルランド 1 ギリシャ 1
ルーマニア 1 トルコ 1
スロベニア・クロアチア
1
セルビア・モンテネグロ
1
ヨーロッパ鉄道チケットセンターで購入すると、下記の2つが無料で一緒に送られてきます。
ユーレイル パスガイド(日本語)
ユーレイル マップ(英語)
ドイツ (詳細を見る)
オーストリア (詳細を見る)
ハンガリー (詳細を見る)
チェコ (詳細を見る)
ベルギー (詳細を見る)
オランダ (詳細を見る)
フランス (詳細を見る)
スイス (詳細を見る)
イタリア (詳細を見る)
クロアチア (詳細を見る)
スロベニア (詳細を見る)
スロバキア (詳細を見る)
デンマーク (詳細を見る)
フィンランド (詳細を見る)
スウェーデン (詳細を見る)
ノルウェー (詳細を見る)
ギリシャ (詳細を見る)
ルーマニア (詳細を見る)
アイルランド (詳細を見る)
トルコ (詳細を見る)
スペイン (詳細を見る)
ポルトガル (詳細を見る)
セルビア (詳細を見る)
ルクセンブルク (※)
ブルガリア (※)
モンテネグロ (※)
※印は特典なし
下記の48ヵ国以外の国籍の方
下記の48ヵ国に住んでいても 日本国籍であればユーレイルパスを使用できます。
例えば、ヨーロッパに留学で3年住んでいても、日本国籍であればユーレイルパスを使用できます。
下記の48ヵ国の国籍の方でも、日本に居住していて在留カード(ResidenceCard)があれば使用可能
日本国籍でヨーロッパのResidence Cardを取得している方は ユーレイルパス も インターレイルパス(詳しく見る) も両方使用できます。
アイスランド オーストリア スイス ドイツ ベラルーシ モルドバ
アイルランド オランダ スウェーデン トルコ ベルギー モンテネグロ
アルバニア キプロス スペイン ノルウェー ポーランド ラトビア
アンドラ ギリシャ スロバキア バチカン ボスニアヘルツェゴビナ リトアニア
イギリス クロアチア スロベニア ハンガリー ポルトガル リヒテンシュタイン
イタリア コソボ セルビア フィンランド マケドニア ルーマニア
ウクライナ サンマリノ チェコ フランス マルタ ルクセンブルク
エストニア ジブラルタル デンマーク ブルガリア モナコ ロシア
日本で事前バリデード(使用開始手続き)ができること
 ユーレイルパス購入後、11か月以内にバリデードをしなければなりません。
 通常は駅窓口でパスポートと鉄道パスを提示することで、駅窓口職員がすべて手続きしてくれます。
 ただ、次のような方は事前に日本でバリデードすることも可能です。
駅窓口の長蛇の列に並びたくない方
最初に乗車する列車が早朝で駅窓口がオープンしているか心配な方
最初に乗車する列車が夜遅くて駅窓口がオープンしているか心配な方
最初の列車が適用国でない国から適用国に入る場合
 ユーレイルパスを購入後、怪我や病気などで旅行が中止になった場合、事前バリデード済みであっても
2ヶ月の有効期限が始まる前であればユーレイルパスを返却すると払戻手続きが可能(※)です。
※払戻金は回答時に明記されます。
日本出発後に何らかの理由でユーレイルパスを使用しなかった場合、
バリデード前 帰国後でも購入日から6か月以内に返却すれば払戻金があります。
バリデード済 帰国後にユーレイルパスを返却しても払戻金はありません
 尚、日本で事前バリデードする場合、ユーレイルパスを購入する会社によっては
事前バリデード  を拒否する会社
事前バリデード  が有料の会社
事前バリデード  が無料の会社
 の3種類の会社が日本に存在します。
 ヨーロッパ鉄道チケットセンターは事前バリデードが無料の会社になります。

日本で事前バリデードしないで出発して現地で罰金を徴収される可能性があるケース
 バリデードは基本、駅窓口で行います。
 2015年から下記のような場合は、車内でのバリデードが認められる新ルールが登場しました。
最初の列車が適用国でない国から適用国に入る場合
例)
フィンランドを選択しているユーレイルセレクトパスを購入
StPeterburg(ロシア) → Helsinki(フィンランド)間 の アレグロ機材(詳細を見る)を利用
アレグロの切符を 鉄道パス割引 で購入済み
 ロシアはユーレイルグローバルパスの適用国ではないので、StPeterburg駅ではユーレイルセレクトパスのバリデードができません。
 2014年までは事前バリデードしないで乗車した場合、車内で新しく正規料金の切符を購入させられ、更に、罰金を徴収されるケースもありました。
 2015年からの車内バリデードできる新ルールが適用され罰金を取られることはなくなります。
 ただ、経験上、教育がしっかりと身についていない車掌が過去のルールと勘違いしてトラブルになるケースが予想されます。
 よって、トラブル予防テクニックとして、予め日本で事前バリデードすることをお勧めします。
 尚、日本で事前バリデードする場合、ユーレイルパスを購入する会社によっては
事前バリデード  を拒否する会社
事前バリデード  が有料の会社
事前バリデード  が無料の会社
 の3種類の会社が日本に存在します。
 ヨーロッパ鉄道チケットセンターは事前バリデードが無料の会社になります。

ユーレイルパスだけでは乗れない全席指定列車が数多く存在すること
 全席指定列車は 大きく分けると 2つ に分類されます。
指定券  を追加購入する列車 原則、空席があれば購入可能です。
鉄道パス割引チケット  を追加購入する列車 空席があっても鉄道パス割引チケットだけ売り切れることがあります。
 列車予約時に 鉄道パス割引チケット が既に売り切れていて、通常チケットを購入しなければならない状況に陥る危険性があります。
 「せっかく購入したユーレイルパスを使用することができなかった」 という状況を避ける為にも、列車予約の後にユーレイルパスを購入すること
 もし、当日でないと 乗車する列車 が決まらず現地で 列車予約 をする場合は、ユーレイルパスが当日使用できないことも覚悟しなければなりません
 列車の詳細は、「国別案内(詳しく見る)」 或いは 「列車案内(詳しく見る)」 で確認できます。

国際線TGVにおいて、乗車区間の国を選択する必要のない列車があること
 フランス発着の国際線TGVには、選択国において各路線ごとに異なったルールがあります。
Milano線 フランスを選択することが必要 (イタリアを選択する必要なし)
Barcelona線 フランス 或は スペイン のどちらか1ヵ国の選択が必要(両方選択する必要なし)
Luxembourg線 フランスを選択することが必要 (ルクセンブルクを選択する必要なし)
Freiburg線 フランスを選択することが必要 (ドイツを選択する必要なし)
Frankfurt線
フランスとドイツの両方選択した割引料金 / フランスのみ選択した割引料金 / ドイツのみ選択した割引料金 の3種類
Stuttgart線
フランスとドイツの両方選択した割引料金 / フランスのみ選択した割引料金 / ドイツのみ選択した割引料金 の3種類
Geneve線 フランスを選択することが必要 (スイスを選択する必要なし)
Basel線 フランスを選択することが必要 (スイスを選択する必要なし)
Zurich線
フランスとスイスの両方選択した割引料金 / フランスのみ選択した割引料金 / スイスのみ選択した割引料金 の3種類
Bern線
フランスとスイスの両方選択した割引料金 / フランスのみ選択した割引料金 / スイスのみ選択した割引料金 の3種類
Lausanne線
フランスとスイスの両方選択した割引料金 / フランスのみ選択した割引料金 / スイスのみ選択した割引料金 の3種類
Bruxelles線
フランスとベルギーの両方選択した割引料金 / フランスのみ選択した割引料金 / ベルギーのみ選択した割引料金 の3種類

夜行列車の個室寝台車両は1等車両と思いがちですが、2等車両が数多く存在すること
 ヨーロッパは複数の鉄道会社が存在し、それぞれの鉄道会社に独自のルールがあります。
 JRのように統一されたルールがあれば簡単なのですが、実際は違います。
 2等のユーレイルパスの所有者でも、治安的に安心な個室寝台に乗車できる夜行列車が数多く存在します。
シャワー付き個室寝台は 2等 シャワーなし個室寝台も 2等  というルールの夜行列車
シャワー付き個室寝台は 1等、 シャワーなし個室寝台は 2等  というルールの夜行列車
シャワー付き個室寝台は 1等、 シャワーなし個室寝台も 1等  というルールの夜行列車
一人部屋の個室寝台は 2等 二人部屋の個室寝台も 2等  というルールの夜行列車
一人部屋の個室寝台は 1等、 二人部屋の個室寝台は 2等  というルールの夜行列車
一人部屋の個室寝台は 1等、 二人部屋の個室寝台も 1等  というルールの夜行列車
  など、それぞれの夜行列車ごとに違うルールがあります。
 注意点して、全ての夜行列車の個室寝台チケットを “1等” として販売している日本の旅行会社も存在しています。
 ヨーロッパ鉄道チケットセンター 以外の会社で購入する場合は注意してください。
 よって、ユーレイルパスを利用して夜行列車に乗車する方は、
必ずユーレイルパスを購入する前に
個室寝台チケットを購入する会社で、個室寝台の等級を確認
その後で、ユーレイルパスの等級を選択
 ヨーロッパ鉄道チケットセンターでは、 「おまかせ予約(詳しく見る) を使用して、鉄道のプロに “おまかせ” して購入することも可能です。
 或いは、 「国別案内(詳しく見る)」 から各夜行列車を選択して個室寝台の等級をご自身で確認することもできます。

夜行列車でカウントする日付は、列車の出発時間で違うこと
18時59分以前に出発する夜行列車 2日分(乗車日と到着日)をカウントする
19時以降に出発する夜行列車 1日分(到着日のみ)をカウントする

同一行動という条件付きのセーバーパスであっても、別行動できるケースがあること
 セーバーパスは2名以上同一行動で割引になるユーレイルパスです。ただ、下記のような場合は、1名だけで使用することが可能です。
最初は2名一緒に同一行動で旅行をスタート
途中、1名だけが帰国して、ヨーロッパに残った1名だけでセーバーパスを使用して旅行する

ユーレイルパスの子供年齢 と 区間乗車券の子供年齢 が違うこと
 2015年からユーレイルパスの子供料金(4歳~11歳)が、大人と同一行動に限り最大2名まで 無料で 同時購入することができるようになりました。
 3人目以降の子供(4歳~11歳)は、ユースパスを購入します。
 ただ、ユーレイルパスと区間乗車券を比較するうえでの注意点としては、区間乗車券の子供年齢 ユーレイルパスの子供年齢 と一致していないこと。
 訪問国によっては、ユースパスを購入するよりも子供の区間乗車券を購入する方が安くなることがあります。
 参考として下記に各国の区間乗車券の子供の年齢を明記します。
ドイツ
6歳~14歳
オーストリア
6歳~14歳
ハンガリー
6歳~13歳
チェコ
6歳~14歳
ベルギー
 6歳~11歳
オランダ
 4歳~11歳
ルクセンブルク
6歳~11歳 
スイス
6歳~15歳 
フランス
4歳~11歳
クロアチア
4歳~11歳  
スロベニア
6歳~11歳 
スロバキア
6歳~14歳 
デンマーク
 6歳~15歳
フィンランド
6歳~16歳 
スウェーデン
6歳~15歳 
ノルウェー
4歳~15歳 
ギリシャ
4歳~11歳 
ブルガリア
6歳~11歳 
アイルランド
4歳~15歳 
トルコ
4歳~11歳 
ボスニア
4歳~11歳 
セルビア
6歳~13歳 
モンテネグロ
6歳~13歳 
ポーランド
4歳~11歳 
イタリア
4歳~14歳
(R/RV機材のみ4歳~11歳)
スペイン
4歳~11歳 
ポルトガル
4歳~11歳 
ルーマニア
4歳~11歳 

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